甲状腺癌の再発率

 甲状腺癌の再発と再発率について知ることは必須です。

 甲状腺癌は、悪性度の高い未分化癌を除けば、進行のゆっくりとした“たち”の良い悪性腫瘍です。

 そのため、生存率も5年で換算するのではなく、10年で換算しているので、死亡率の低さがご理解いただけるでしょう。

 しかし、再発率も同様に低いというわけではなく、術後の検査や予防は必ず行うべきでしょう。


 甲状腺癌の再発率は、約40年間で35%と言われています。

 また、約10年間での再発率は約60%と報告されており、甲状腺癌が決して油断ならぬ存在であることは直感的に理解出来るはずです。


 甲状腺癌が再発した方がその後どうなるかと言うと、局所での再発が認められた場合は12%が死亡、遠隔転移の場合は43~45%が死亡しているという統計があります。


 やはりガンで怖いのは検査で発見できない微小な悪性腫瘍の存在です。映像検査でもわからず、腫瘍マーカーでも感知できなく、どこかに潜んで増殖を繰り返しているのですから。


 分類別に見ていくと、乳頭癌は再発率が多いようです。また、濾胞癌に至っても再発率は決して低くはありません。どちらも発見時には悪性度は低いガン細胞ですが、再発しないとも言えず、なかなかしつこいものなのです。


 甲状腺癌の再発を予防するには、まずは検査をしっかりと受けることです。検査の受け方ですが、信頼している病院があるのなら無理強いは出来ませんが、セカンドオピニオンが非常に重要になってくるでしょう。


 A病院では見つけられなかったガンがB病院で発見された、ということは往々にしてあるものなのです。ひとつの病院だけではなく複数の病院に行って検査をしてもらうというのは、金銭的な負担があるにせよ、行って欲しいことです。


 再発予防については、あとはストレスを溜めすぎないことです。ストレスはそれだけで免疫を弱らせ健康を害するものです。

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