甲状腺癌の腫瘍マーカーとは

 甲状腺癌の検査において頻出する単語のひとつが腫瘍マーカーです。

 癌患者様以外の方なら、聞きなれない単語でしょう。

 腫瘍マーカーは甲状腺癌に限らず、様々な癌に用いられている検査法の一つです。


 腫瘍マーカーとは簡単に言えば血液中に存在する物質の俗称のようなものです。

 採取した血液に抗モノクロール体を投与し、腫瘍マーカーの反応を見ます。

 腫瘍マーカーと言われるAFPやBFPといった物質はガンの進行とともに、血液中に増加し、やがて遊離していきます。


 そのため、抗モノクロール体を投与すると腫瘍マーカーは反応を起こすので、その反応量からガンの進行具合などを把握することが出来るのです。


 実は、腫瘍マーカーはそれほど確実な検査方法ではありません。

 腫瘍マーカー単独でガンの進行を把握出来る場合はかなり少ないのです。

 それでも、腫瘍マーカーによってガンの進行や有無、また画像検査などでは把握することの出来ない微笑なガンが反応量として示されることもあるため、有用な一つの方法として行われているのです。


 甲状腺癌の場合でも、事情は同じであり、甲状腺癌の疑いがあって検査を受ける場合でも腫瘍マーカーによる検査は行われるでしょう。

 また治療中もしくは治療後においても再発や転移、浸潤を発見するためにも腫瘍マーカーという単語はCTやエコーと言ったものと同様、頻繁に聞くことになるでしょう。


 と言っても特別な検査ではありません。

 血液を採取するので注射嫌いな人には嫌がられますが、すぐに慣れてくるでしょう。

 術後や退院後もこういった検査とは長く付き合っていくことになると思うので、検査法の知識は医師に聞いたり、ご自分で情報収集するなどして知識を深めると良いでしょう。

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