甲状腺癌の化学療法

 甲状腺癌における化学療法はある程度ステージが進行されている方が選択するものでしょう。

 初期の場合は手術や放射線療法による治療法が主流です。

 病状によっては、あるいは再発予防のためには化学療法を選択するかもしれませんが、化学療法は全身療法という特性からあまり好まれるものではないのです。


 化学療法は効果は高いのですが、全身療法という文字からわかるとおり、血液中を駆け巡り、全身の細胞を攻撃してしまいます。

 そのため、健康な細胞をも攻撃してしまうため、深刻な副作用があるのです。

 転移してしまい全身に及んでいる癌に対しては非常に有効な治療法です。

 というより、手術や放射線療法では局所的な治療しか出来ませんので、抗がん剤は全身療法においては高い効果を期待できるので、その点は大きなメリットです。


 初期の局所的な癌(甲状腺癌なら肺やリンパ節に転移していない癌)なら手術や放射線療法と言った局所的な治療法、転移を認めた全身的な癌の場合は化学療法というのが代表的な判断の仕方です。


 化学療法の副作用については、脱毛や吐き気や嘔吐、貧血などが挙げられます。

 とりわけ患者様が精神的にお辛い副作用が脱毛で、女性はもちろんのこと、男性についても精神的に辛い副作用でしょう。

 育毛剤や育毛シャンプーによってある程度の効果は上がるそうですが、やはり抗がん剤の副作用は強く、あまり生えてこないと聞いたことがあります。

 ですから、脱毛の副作用については、医療用かつらなどを利用して見るのが良いでしょう。

 人に会うときなどは医療用かつらを使用することによって、その場はストレスなく過ごせるかもしれません。


 残念ながら、未だに副作用のない抗がん剤は存在しません。

 抗がん剤が使用され始めたのは1930年代ですが、半世紀以上たった現在に至っても副作用のない抗がん剤の開発には至っていません。

 これに対して医師が対策をするのが一般的です。ひとくちに抗がん剤と言ってもかなりの種類があり、それぞれに異なった種類の副作用が存在します。

 そのため、薬を分散させて副作用も分散、その結果として治療効果も上がり患者様の受ける副作用が和らげることが出来る多剤併用療法というものが行われています。

 甲状腺癌で化学療法を行う場合は身体症状について詳細に申告しましょう。それに対応した化学療法を行ってくれるので副作用を和らげることが出来るはずです。

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